- 仏教とはなんですか?
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仏教とは約2500年ほど前に、お釈迦様がお説きになられた教えです。日本には 6世紀中頃,伝来したとされております。
- お寺とはなんですか?
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一言にお寺と言っても、世の中にはさまざまなお寺がございます。国や地域により違いがありますが、宗派により対象の仏様等を祀り、僧侶が修行をする場所です。また地域のコミュニティとしての役割もございます。全国に7万カ寺以上あると言われ、市内には94カ寺が加盟しております。
- 宗派はどのくらいあるのですか?
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郡山市佛教会には約10種の宗派が加盟しておりますが、全国には他にもたくさんの宗派があります。
- お寺と神社の違いはなんですか?
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現在は、お寺と神社が分かれており、大きく分けると仏様をお祀りしているのがお寺。神様をお祀りしているのが神社です。ただし、歴史上お寺と神社が一つであった時代が長く、現在も神仏習合した信仰や思想は、広く浸透している所であります。
- なぜお葬式をするのですか?
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まずは、故人をお釈迦様の弟子(仏弟子)にいたします。そして葬儀にて引導を授け仏様の導きによりあの世へ旅立ちます。また遺族といたしましても、「弔い」や「別れ」そして「悲しみを癒す」このようなことから、僧侶の読経できちんとした形で葬儀を致しましょう。
- 戒名って何ですか?必要ですか?
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戒名は、宗派によって「法名」「法号」とも言われています。「仏弟子」となった者に与えられる名前で、仏教徒にとって極めて大切なものです。
- 永代供養ってなんですか?
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昨今、先祖代々のお墓の継承が難しくなってきており、一般的には寺院に永代で今後のご供養をお任せする方法です。今までのお墓の使用権を返却し、お骨は「永代供養墓」へと改葬いたします。また、単身者や様々な理由で永代供養を申し込まれる方もおります。加盟寺院でも永代供養墓を完備している寺院が多くございますのでお問い合わせください。
- 「終活」について教えてください。
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メディア等が最近「終活」という言葉を使うことがあります。これは万が一に備え自分の死と向き合い、残された家族に迷惑をかけないために行う作業とされております。代表的なものに、書店などでは「エンディングノート」が並び、死後こうありたいという意思を書き残すノートがあります。なにより、普段から家族で良く話し合える環境を作り、いざという時の為に備えることが大切です。
- いざという時どうすればよいですか?
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諸行無常とはいえ、分かっていても身内の急な不幸に戸惑う事かと存じます。普段からお付き合いのある菩提寺がある方は、そちらにご連絡を入れましょう。相談するご親戚がいなかったり、まったくお寺とはお付き合いがないという場合は、郡山市佛教会のホームページを参考に、加盟しております寺院にお問い合わせください。