寺院名 | 霊鷲山 常居寺 |
宗派名 | 臨済宗妙心寺派 |
住職 | 田中嶺雄 |
TEL | 024-951-1472 |
住所 | 〒963-0211 郡山市片平町字寺下36 |
地区 | 第三教区 |

常居寺について


常居寺は山号を霊鷲山と号し、現在は京都臨済宗大本山妙心寺の直系末寺である。
開創は鎌倉時代で奥州安積地方を治めていた豪族伊藤祐時公を開基とし、片平村上居の地へ上居寺と称して、臨済宗建長寺系の高僧大光禅師(1357寂)が開山する。
天正年間(1573〜)に現在地へ移転し、常居寺と改称。元禄初年(1688〜)妙心寺へ転派する。
天保7年(1836)全焼後、歴代住職が復興に努める。
現在の庫裏は天保10年(1839)完成の建物で、現本堂は安政4年(1857)再建されたもので、その間実に20年を要した事を思えば当時の住職檀家の苦労が偲ばれる。
境内には、奥羽大学解剖献体者慰霊塔があり、年に1度慰霊祭が盛大に執り行なわれている。
平成22年現在の住職は、妙心寺派となってより14世田中嶺雄和尚である。