行合寺

平安時代の武将で陸奥国のエゾに対する戦争で功をあげた坂上田村麻呂の伝説には、田村麻呂が生まれたときに産湯を使った産清水や抱き上げ坂、エゾ征伐のときに母に出会った「あいごうの橋」や、母と行き会ったので「行合村」と名付けたという伝説が数多くのこされており当行合寺もこの伝説から伝えられたものと思われます。

しかし、1502年（文亀2年）芳賀家の先祖が横塚村から移ったときに寺を造ったと芳賀家の系図にあり、これが当寺の発足ではないかと考えられます。

当寺の仏像に「亀乗り地蔵菩薩」があり珍しい仏像といわれております。また、十三仏の「阿閦如来」が安置されたので当地方の十三仏巡礼ができたら参加できるものと思っております。