寺院名 | 大邦山 小原寺 |
宗派名 | 曹洞宗 |
住職 | 安倍元輝 |
東堂 | 安倍元雄 |
TEL/FAX | 024-924-0246 |
住所 | 〒963-8834 郡山市図景2丁目4-6 |
地区 | 第一教区 |
小原寺について
沿革
天文年間(1532~)に廃絶した天台宗久徳寺を、永禄3年(1560)に再興して曹洞宗小原寺となりました。
再興の際の堂宇建立には、阿武隈川の川底に沈んでいた埋もれ木を掘り起こして用材として一大伽藍を完備したため「安積の埋もれ木寺」と呼ばれ、当時、当地方屈指の名刹でありました。
しかし、天明大飢饉の際、生活困窮者を救済するために本堂に収容したところ、彼らの中から失火して、天明3年(1783)全焼してしまいました。
その十年後、古材を集めて仮本堂を建立し、その仮本堂をそのまま平成25年まで本堂として使用しておりました。
平成23年3月11日の東日本大震災により、すでに老朽化していた本堂は大きな被害を受け、補修により何とか使用してまいりましたが、郡山市より「全壊」に等しい危険な建物との判定を受け、平成26年3月に解体撤去するのと並行して、現在の地に本堂・庫裏を再建し、同年8月8日落慶法要を執り行いました。