寺院名 | 新城山 長泉寺 |
宗派名 | 曹洞宗 |
住職 | 石月聰明 |
TEL | 024-983-2528 |
FAX | 024-983-2528 |
住所 | 〒963-1633 郡山市湖南町福良字荒町255 |
地区 | 第五教区 |
長泉寺について
由緒
文亀元年(1501)、石川郡須釜大安寺三世萬截宗訓大和尚が来福し、福良字防戦の古戦場の丘に峯仙山長照寺を建立、永正3年(1506)に開創する。
その後、百余年の歴史を閲する期間、乱世続いて度々戦いの舞台ともなり、仏閣も漸く衰朽の兆しが見えていた。
湖南の総地頭伊藤盛恒は、福良の東山に新しく城を構え、老後を信仰三昧に先祖の供養になど精進せんものと心掛け、山城下の清水からエレベーター式に水車で水を山上に揚げたりして優佳な夢を楽しんでいた。だがそれも束の間、天正16年(1588)伊達政宗に攻められて滅亡、敗君の葦名義広に従って水戸へと落ちのびたが、その後の天正18年(1590)11月19日、蒲生氏郷軍の先鋒となって陸前大崎の戦いにて戦死を遂げた。
そこで、新城は盛恒が父の菩提を弔うために築いた城ということもあって、峯仙山長照寺はこの城に移って長泉院と称していたが、後に仏閣の結構を整え、改めて曹洞宗新城山長泉寺と改称した。