想いは届く

大切な方との別れ。生者必滅は世の習いとはいえ、今まで意識せずとも普通に生きている事が当たり前の日常。共に笑い、共に泣き、同じ時を過ごした大切な方との別れに何を想うのか。お盆も近くなるこの季節、先祖への感謝の想いや何気ない生活の中でこみ上げる悲しみや寂しさとどう向き合い、どうすればこの想いを伝えることができるのでしょうか。

まず、難しく考えずに心静かに手を合わせてみましょう。合掌の作法にとらわれること無く、想いがこみ上げてきた時にお位牌やお仏壇に手を合わす、お墓に手を合わす、菩提寺のご本尊様に手を合わす、眠りにつく布団の中でもいいでしょう。手を合わせる事から始まるのです。想いを届ける祈りの作法、それが合掌です。

皆さんが大切な方の為にお供えするお線香、仏花やお供物は捧げるだけでは想いは届きません。手を合わせ祈る心と共に御仏に届くのです。

手を合わせ祈ることにより皆さんの想いは、大切な方に必ず届くと信じています。

暑くなる時節柄ご自愛ください。

安積町 宝光寺 三瓶信晃

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